さて、前回投稿したグルテンフリーの話の続きですが
何故小麦を断つ必要があるのか…
お伝えした通り、小麦が腸管に傷をつくり、身体のいろいろなところで炎症が起きてその結果あらゆる病気の原因になっていることが分かってきたからなのですが
それでは腸で何が起きているのか。
それが今一部で話題になっている”リーキーガット症候群”なのです。
Leaky Gut Syndrome 直訳しますと
Leakyは漏れている
Gutは消化器
つまり腸からダダ漏れになってますよ〜って事です。
何が漏れているのか…
実は、グルテンなどの腸管を傷つけるものを食べた結果、腸管に穴が開き
その腸管の穴からいろいろな人体に有害な物質が腸管の周りの血管に流れ出ているということなんです。
その結果、身体のあらゆる所で炎症が起きていろいろな病気を引き起こす原因になっているという事が近年分かってきました。
炎症の中でも特に深刻なのは、脳の炎症ですね。
認知症、うつ病、パーキンソン病、不眠症、多発性硬化症、頭痛、、、
このような病気が小麦と関係しているというのは、今まであまり考えられてはいませんでした。
ほんの数年前に発見されたリーキーガット症候群、
それでは何がリーキーガット症候群を引き起こすのでしょう。
・消炎鎮痛剤や抗生物質などの薬
・アルコール(特にアセドアルデヒドの分解酵素を持っていない人は要注意!)
・大豆類(大豆に含まれるレクチンが問題! 発酵するとレクチンが減少するので発酵した大豆食品の納豆や味噌などにしておきましょう)
・糖類(腸内環境と悪くする)
その他にもいろいろありますが、代表的なのはこのあたりですね。
それと、何と言っても
・小麦のグルテンが腸管に傷をつける原因になると言われています。
現在グルテンフリーを始めて2ヶ月近く経ちますが、確かに体調に変化があります。
僕自身は、体に極端に困った症状はありませんでしたが、歯肉が腫れ難くなったり、肩凝りや疲労感を感じずらくなりました。
それと、分かりやすいのは自分の身体に合わないもの(不適切なもの)を摂ると、以前より明確に身体が反応するということです。
お腹をこわしたり。
痒みが出たり。
眠くてしょうがない。
等日常でありがちな症状ですが、ハッキリ出ます。
ですから、見逃し勝ちな症状でもあるものの、ちゃんと気付けます。
ついでにぬいたお酒も、2週間開けて呑んだら翌日露骨に肩凝りと頭痛がして
こんなに影響してたんだな〜と痛感・・・
3週間開けて食べた卵は、目の痒みと胃痛・・・
それぞれ、お酒はなるべく控えて週2〜3日
卵は暫く食べずに、2週間後にもう一度トライの予定です。
来週は久しぶりに乳製品を食べてみて、どんな結果が出るか楽しみです♪
いや〜こうやって当たり前に飲み食いしてたものを改めてチェックすると、結構いろいろ分かってくることが多いですね。
今度は以前投稿した、卵や乳製品が絡んでくる、遅発性アレルギーについても投稿したいと思います。
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