暦の上では春になりましたね。
まだまだ寒い日が続きますが、日に日に陽射しが春っぽくなってきているのを感じます。
僕は、今くらいの季節の変わり目が大好きで、誰でもそうなのかもしれませんが、なんだか心が落ち着きません。
ちょっと考えてみると、どうやら季節が変わるとあれができる。
とか、あれが食べられる。
はたまた、あの服を引っ張り出そう、あそこに出掛けよう、、、
などなど、いろいろ予想を立てて盛り上がっているみたいです♪
春は特に、卒業や入学があったり、一年の節目にあたるので尚更です。
個人的には、畑の準備があったり花壇の植え付けをしたり、冬の間野外に出る時間が少なかったのに、ぐっと野外時間が多くなります。
とは言っても、僕の場合冬でもじっとしていないと言われてしまうのですが、、、、
まあ、それでも屋外活動が増えるわけですよ(^-^)
折角なので、身体のコンディションとしての春はどんな時期なのかというと、
身体にとっての春は、植物と同じで冬の間眠っていたものが起きだす時期なんです。
具体的には、痛みや疼き、痒みや腫れだったりします。
普通は不都合に感じる症状だったりしますが、身体としては冬の間抱え込んでいたものを外に吐き出したいだけだったりします。
ですから、この時期よく「立ち上がる」などと表現することもありますが、なるべく身体が吐き出した、身体が立ち上げたものは
薬などであまり押さえ込まずに、なるべく出し切らせてあげるのが理想です。
その時出てきた、痛みや痒みがデットクスだったりする訳です。
身体としては、理由があって立ち上げている訳ですから、頭ごなしに押さえ込んでは、春に芽を出した植物に土や石を被せるのと同じになってしまいます。
あまり辛いのを無理に我慢しなくてもいいですが、放っておけ程度の症状であるなら、なるべく放っておきたいものです。
漢方でも、春は肝が旺気する季節ととらえていて
肝気の旺盛な方ですと、春は元気の出る季節だったりしますが
肝気が不足した方ですと、いろいろな症状が出やすかったりします。
肝気を助ける食材である、香りの強い食材の
ウド、セリ、菜の花 、ふき(フキノトウ)などの今の時期の芽のものや
今が旬の柑橘類などもいいですね。
人それぞれに春がやって来ますが、一年で今だけの春を目一杯堪能したいですね♪(^-^)
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