2014年2月27日
冬季オリンピックが閉幕しましたが、選手の結果に対する捉え方に、その人らしさが表われますね。
入賞で大喜びな人もいれば、銀メダルでも、喜べない人もいて、、、
勿論、それぞれの目標や目的があるので、捉え方は個々にあると思いますが
銀でも喜べない人の場合、
「金じゃなければ、意味が無い」
「もっと練習していれば」
「集中力が足りなかった」
いろいろと出てくる想いは、多々あると思いますが、これら全てが
”自分を許していない”っていう事になります。
自分を許す。というと自分を甘やかす、にも捉える事ができるので
誰にでも云える事では無いかもしれませんが、
僕が日々患者さんと向き合う中で、とても多く目の当たりにするのが
自分を許すのが、苦手な方が多いという現実です。
これは、育ってくる中で、親や学校、その他の環境から刷り込まれてきた価値観が大きく影響していて
根底に「劣等感」が存在しています。
自分はこうしていないと認められない。
これができないと認められない。褒めてもらえない。許してもらえない。
だけど、本当は常に結果は100点満点であって、その時はその結果が全力でベストだったんです。
たとえその時サボって、怠けた結果であっても、その時その瞬間はいろいろの条件を踏まえて
その行動が、その結果がBESTだった訳です。
厄介なのは、自分を許せないと他人を許せないことです。
許せない事、許せない人が存在する時、自分の中の何かを許していません。
自分の中の許せない部分が、見つかったら「そんな部分もありかな~♪」って
受け入れてあげて下さい。
ちなみに、国費で行っているんだから、「楽しかった」とか言うな!
などという意見もあるようですが、僕は「最高でした!」とか「楽しかった!」とか
どんどん言って欲しい派です(^^)