さて、スタート直前はアメリカ国歌を斉唱しいよいよテンションが上がってきます。
このスタート前に、いつも子供に言うことがあります。
それは、「別にゴールできなくてもいいからね」 という気の抜ける言葉です。
この言葉は特に準備している訳ではないのですが、スタート前になると自然に出てくる言葉です。
それは、春からコツコツ準備をしてきて初めはそれ程走れる訳でもなかったのに、いつの間にか長い距離を走れるようになって
積み重ねるということの大切な意味を体験を通して知って、このレースでゴール出来ないことが不合格ではなく、そういう意味では既に合格者なので
もう充分目的は達成していて、今日はおまけみたいなものだから楽しもうね。 といった感じです。
数分後夜空に花火があがりスタートの合図です。
と云っても僕等のあたりが動き出すまでは時間があるのでのんびりと花火を見上げ撮影もできます。
スタートして2時間程すると日が昇ってきます。
のんびりペースの我々はこの頃やっと12~13㌔地点ダイヤモンドヘッド辺りです。
見晴らしのいい処で日の出が綺麗です。
右に海を見ながら景色の美しさに感心していると前方のランナーの方から歓声が上がります。
この辺りで早くもトップランナーが戻ってきます。
とにかく大騒ぎで声援を送ります。
跳ねるようにおそろしいスピードで走っていきます。
この後,日が昇りハワイらしい気持ちいい日射しが照りつけてきます。
給水所のおびただしい数の紙コップとスポンジ
2万人を超えるランナーが黙々とゴールを目指します。
この後HALFを過ぎたあたりで、なんとビックリ有名人と遭遇です。
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