秋の気配が深まる中、お山に行ってきました。
到着した日の夜は、気温が14℃とかなり涼しいですが、この時期にしてはまだ高めの気温という感じでした。
あちこちにススキが目立ち、すっかり秋のお山にコスモスが今が盛りと咲き誇っていました。
可憐な印象を持つコスモスですが、高さは2m以上あります。
そもそもイメージ以上に根性があり、肥料など全く必要とせず踏み倒されても、そこからL字に這い上がってきて花を咲かせたりします。
生命力も相当なもので写真のコスモスは前年のこぼれ種で勝手に生えてきたものです。
ちなみに、こうして10年以上繰り返し咲き続けています。
この辺りが外洋種の強いところで、のんびりしていると、どこもかしこもコスモスだらけになってしまいます。
コスモスだらけなんて素敵なんて言ってる場合じゃないんです。
この2m級に茂られた日にゃ生態系狂いまくりなんです。
だから、これでも若いうちに結構刈り取ってるんです。
それでもアメリカのトウモロコシのように、収穫した実から採った種をまいても発芽しないように改良した一代交配種なんかよりいいですよね。
なんでそんな改良をするかですか?
もちろん来年もまた種を買ってもらう為ですよ・・・ なかなかしたたかです。 アメリカ
ちなみに、日本で売られているトウモロコシの種の98%がアメリカの一代交配種だと云われています。
だから、春にあちこちから芽を出すコスモスを見て、「生態系がー・・・」と思う気持ちもありますが、芽が出てくれるのはありがたく、ほっとします。
来年もまた他の植物より、いち早く背が伸び、周りの花々を見下ろすように咲き誇ってくれることでしょう。
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